撮影を始める前に
事務所のキャスティング担当者は、毎日たくさんの動画を見ています。目を引くために高価な機材は必要ありません。明るく、音がクリアで、加工のない動画であれば、担当者はあなた自身のパフォーマンスに集中できます。このガイドでは、スマートフォンで撮影するときのポイントを順番にご紹介します。
縦向き?横向き?
- まずはオーディションの募集要項を確認しましょう。 向きの指定がある場合は、必ずそれに従ってください。
- 指定がない場合、歌や表情のアップを見せる動画には縦向き(9:16)が向いています。
- ダンスは、振り付けの最初から最後まで頭からつま先まで全身が映る向きを選びます。横に大きく移動する振り付けは、横向きの方が収まりやすいことがあります。
撮影環境を整える
光
- 光のほうに顔を向けて立ちます。昼間の窓を正面にするか、スマートフォンの後ろに照明を置きましょう。
- 背後に明るい窓があると逆光になり、シルエットのように暗く映ってしまいます。
- 真上からの強い照明は目の下に影ができやすいので、正面からのやわらかく均一な光がおすすめです。
音
- 静かな部屋を選び、エアコン・扇風機・テレビを止めて窓を閉めます。
- カーテンやラグ、ソファがある部屋は、何もない部屋より反響が少なくなります。
- 歌の場合はスマートフォンを1〜2m以内に置き、伴奏の音量は声が埋もれない程度に抑えましょう。
カメラの位置
- スマートフォンは三脚や安定した台に固定し、手持ち撮影は避けます。
- レンズの高さは目線から胸の高さに。極端に下から、または上からのアングルは体のバランスが変わって見えます。
- 撮影前にレンズを拭き、カメラ設定で高めの画質を選んでおきます。
- 通知で良いテイクが台無しにならないよう、機内モードやおやすみモードをオンにしておくと安心です。
加工はしない
- ビューティーモード、顔フィルター、美肌補正、オートチューンなどの音声エフェクトはすべてオフにしてください。
- 事務所が知りたいのは、実際に会ったときのあなたです。加工が強いと正しく評価しにくくなり、写真との印象の差が信頼を下げることもあります。
- 前後をカットする程度は問題ありませんが、振り付けの早回しや音程補正はしないでください。
30〜60秒の構成
1. 冒頭3〜5秒で自己紹介(スレート)
カメラを見て、名前・年齢・国・ポジション(ボーカル、ダンス、ラップなど)をはっきり伝えます。
例:「こんにちは、〇〇です。16歳、日本出身です。ポジションはボーカルです。」
2. いちばん良い部分を早めに
担当者は多くの動画を続けて見ています。サビ、自信のある高音、振り付けの見せ場など、最も伝えたい部分は最初の10〜15秒以内に入れましょう。
3. きれいに終える
最後のポーズや音を1〜2秒キープしてから撮影を止めます。全体の長さは30〜60秒に収めてください。
曲・振り付けの選び方
- 無理なく歌える音域の曲を選び、最高音だけでなく、声の個性や安定感を見せましょう。
- 難しい曲をたまに成功させるより、毎回安定して良いパフォーマンスができる曲のほうが魅力が伝わります。
- ダンスは、音楽性・正確さ・エネルギーが伝わるパートを選びます。基礎が見えるなら、K-POPのカバーダンスでもフリースタイルでも構いません。
- 曲やジャンル、アカペラの指定があるかどうかも要項で確認しましょう。
ダンス動画の追加ポイント
- 背景はシンプルに: 物が少ない壁の前で撮り、鏡やほかの人が映り込まないようにします。
- 体のラインがわかる服装: だぼっとした服は避け、床に合った靴を選びましょう。
- 顔を隠さない: 帽子・マスク・前髪で顔が隠れないように。表情もパフォーマンスの一部です。
- 床にテープで立ち位置の目印をつけておくと、動いても画面から外れにくくなります。
アップロードのコツ
- アップロード前に一度最後まで見て、音ズレ・ピント・構図を確認します。
- メッセージアプリで送り直したファイルは画質が落ちることが多いので、カメラロールの元データを使いましょう。
- 動画は容量が大きいため、Wi-Fi環境でのアップロードがおすすめです。
- PIVOT410では、200MBまで・30〜60秒のMP4、MOV、WEBM形式の動画をアップロードできます。容量が大きすぎる場合は、1080pで書き出してください。
- メディアページでは、曲名やジャンルがわかるタイトルをつけて登録しましょう。歌とダンスなど2本以上あると、事務所にあなたの魅力がより伝わります。
プロの環境で撮影したい方のために、PIVOT410は各地の提携スタジオや、標準的なオーディション動画を制作する北京のトレーニングスタジオと連携しています。詳しくはプログラムをご覧ください。
最終チェックリスト
- 募集要項(向き・曲・長さ)を確認した
- 光が正面から当たり、部屋は静か
- スマートフォンを三脚に固定し、目線〜胸の高さにした
- ビューティーモード・フィルター・オートチューンはオフ
- 冒頭3〜5秒で名前・年齢・国・ポジションを伝えた
- いちばん良い部分が最初の15秒以内にある
- 全体が30〜60秒に収まっている
- ダンス:全身が映り、背景はシンプルで、顔が見える
- アップロード前に最後まで見直した
準備ができたら、プロフィールを作成して募集中のオーディションをチェックしてみましょう。



